ローリング・ライク・ア・ボール 8〜10回
その名の通り「ボールのように転がる」種目です。
ただ転がればいいとあなどるなかれ! スムーズに転がるためには背骨でC形カーブをキープして動く事。
転がっている最中、腹筋を常に使い続けて体の形を保ち背骨をひとつずつつけて、ひとつずつ離す意識をすると背中のマッサージにもなる種目です。
***スタートポジションへの準備***
足を揃えて両膝を曲げて、坐骨の上に真っ直ぐ座ります。
腰骨を太ももから離すようにして骨盤を後ろに転がし背骨でCカーブを作ります。(体重は坐骨のやや後ろに乗せます)
息を吸いながら片足を上げて、息を吐きながらもう片足を上げればスタートポジションです。
足を上げた時に、Cカーブをくずさないように!
腹筋の力でお腹をえぐっておく事をお忘れなく
息を吸いながら
後ろに転がります。(肩甲骨がマットにあたる所まで)

足と胸の距離を保って、視線を常に膝において転がりましょう。
腹筋の締めを保って、Cカーブが崩れないようにしましょう。
お腹にパンチを受けたイメージで常におへそを背骨に引き込みお腹をえぐっておきましょう。
息を吐きながら
Cカーブが崩れないように足と胸の距離を保ちながらスタートポジションに戻ります。視線は常に膝に置き続けます。

起き上がるときしっかり息を吐き出し、お腹の締めをもう少し強めるようにするとCカーブを保ちやすくなります。
- Cカーブを作る時は、全体に均等なカーブを作りましょう。首だけをたくさん曲げすぎないように注意します。
- 転がる時も起きるときも常に腹筋の締めを感じて行いましょう。両足で反動をつけて起き上がらないように!
- 転がるのは、肩甲骨の辺りまで。首まで転がっていかないように注意しましょう。
- 首が短くなってしまわないように、常に耳と肩を離して行いましょう。
- 転がる時は、背骨の中心部分を通って転がるように。体がどちらかに傾いたり、斜めに戻ったりしないように注意しましょう。