スパインストレッチフォワード 3〜5回
この種目は骨盤をニュートラルポジション(この場合は床に垂直)に保った状態で、背骨を曲げていく種目です。
縮んでいた背骨がストレッチされます。
☆ ★ ☆ スタートポジション ☆ ★ ☆
左右の坐骨(お尻にある骨)均等に体重をのせ、骨盤を床に垂直に立てた(ニュートラル・ポジション)その上に、頭まで真っ直ぐ背骨を積み重ねて座ります。
頭のてっぺんを天井に軽く押し上げるイメージで座ると、きれいに背骨が並びます。
動画では、膝を伸ばして座っていますが、骨盤がニュートラル・ポジションを保てない場合は写真のいずれかを試してください。
1.息を吸って
2.息を吐きながら
頭から順番に、背骨と背骨の間を広げるようにしながら、前に向かって曲げていきます。その間も、骨盤がニュートラルポジションをずっとキープできるよう、おへその位置を高く保ち、お腹の締めを意識して行いましょう。
壁からセロテープを剥がしていくようなイメージで行ってみましょう。首を曲げすぎないように、あごと胸の間には卵が一個入るスペースを残しながら動いてみましょう。
3.息を吸って
お腹を締めたまま、姿勢を保って、胸の後ろと両サイドに息を入れます。
4.息を吐きながら
下から順番に背骨を1つずつ積み重ねあげて、スタートポジションに戻ります。
坐骨を立てて骨盤をニュートラルポジションに安定させたまま起き上がることで、きれいな姿勢が作れます。
壁に背中を下から順につけてゆくイメージで行ってみましょう。
- 足の付け根、腰、太ももがきつくて坐骨を立てて座りにくい方は、お尻の高さを上げるか、軽く膝を曲げたり、あぐらで行ってみて下さい。
- 動作の最中はお腹の締めを常に感じて、背骨が大きなカーブを描いて曲がってゆくように行ってみましょう。
- 壁に背中をつけて行うと背骨を順に動かす感覚がよりとらえられます。(右写真参照)